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【『セルフ』でケアできていない選手が多い、そんなスポーツ界は甘すぎるのか?】


トップアスリートを目指すのにもかかわらず、あなたの身体を誰かに任せてのコンディショニングは正直甘いと思います。 もちろん、金銭的に余裕があり、もしくは、時間と効率を考えた上での考えであれば、スペシャリストに任せるということは、健全な考えだとも思いますが。 そもそも、トレーニング、身体をつくるための要素は何でしょうか? ① メンタル ② 食事・休息&睡眠 ③ Mobility & Stability ④ Strengthening & conditioning 他にももっともっと、要素として上げられると思います。 例えば、『呼吸』、『生活習慣』、『スピード』、『アジリティー』、などなどです。 順番的にも、私が身体を作る上で、『人生』において必要だと思う順番です。 1番目は、もちろん、『メンタル』です。これがあるからこそ、『食べよう』、『休もう』、『鍛えよう』と考え、目標に向かって『あなた』を動かします。メンタルが健康であるから、『あなた』の身体を健康であるために『食』を選び、『休息&睡眠』をしっかり取れるんだと信じてます。 もし、『あなた』が、何か『不安』だったり、『悲しい』ことがあったら、食欲も失せ、考え事をして眠れなく、ずっと疲れている感覚があった経験もした事があるかもしれません。『心』とは、本当に『あなた』を動かすのに大切な大きな要素なのです。 つまり、まずは健康な『メンタル』であることはとても重要なことだと思います。 それがあって初めて、2番目の『食事』や『休息&睡眠』です。 『あなた』の身体をつくるために、『食事』や『休息&睡眠』も体調を良く保つために必要なのです。『食』が偏れば、糖尿病になったり、高コレステロール症、高血圧症などの生活習慣病になりえます。これに付け加え、寝不足等が加われば、脳卒中、血管が詰まったり、破れたりして、脳梗塞、脳血栓症、脳塞栓症やくも膜下出血、脳出血なども起こりえます。 だから、普段からの『食』、『休息&睡眠』が大切になるんです。 そして、3番目の『Mobility & Stability』です。アスリートや多くのS&Cはこのカテゴリーを飛ばし、ストレングストレーニングを開始するケースも少なくないと思います。 この『Mobility & Stability』は、怪我の再発&防止を考えた上でとても大切な要素です。関節可動域&柔軟性が低いアスリートに、大きな爆発的パワー発揮は望めません。むしろ、しっかりと『Mobility & Stability』が確保されていない状態で行なえば、怪我、一生を棒に振ることにさえ繋がると私は考えます。 だから、『Mobility & Stability』をしっかりとストレングストレーニングの前に入れていくこと、これは重要です。 ここに私は、『Functional Movement Systems』を導入し、必要であれば、『YAMUNA』をcorrective exercise(改善のためのエクササイズ)の一つとして、むしろ、これからの『あなた』自身の為のコンディショニングとして入れていただきます。 大切なのは、『あなた』が『自身の身体を知る』ことにあり、そこから何をすべきなのか。ストレングストレーニングをする以前の問題であり、ここを飛ばして『更に上に』行く事はないと考えます。たとえ、これらをやらずにトップレベルになったとしても、いつか怪我をして、辛い想いをすることになりかねません。 だから、『Mobility & Stability』をしっかりとストレングストレーニングの前に入れていくことが重要なのです。 そして、4番目に『Strengthening & conditioning』です。これも、健康なメンタルがあり、食、休息&睡眠が摂れているからこそ、『Mobility & Stability』で怪我予防がされているからこそ、ストレングストレーニングで身体をしっかり強化できるのだと感じます。ストレングストレーニングが出来るからこそ、そこから今の『あなた』の筋肉の状態を把握でき、しっかりとコンディショニングにまで繋がっていくのです。 トレーニングのリカバリーを早めるための『食』もそう。『休息&睡眠』もそう。怪我の予防の為の日頃からの『コンディショニング』もそう。全てが、『あなた』をつくり出すと言うこと。これは、忘れてはならない、大切なことです。 『セルフ』でコンディショニングをすることで、どこの筋肉がいつもよりタイトなのか、動きに影響があるのか。それが、『あなた』自身でわかるようになります。 だから、他人任せにコンディショニングを行なうのではなく、『セルフ』で『己を知る』事がとても重要なのです。

川﨑章広

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